3/16/2012

テルミンダンスは『脱原発』

*転載自由/お願いです、未婚女子の『脱原発』の思想を世に流してください

ー3・11から1年経ち、自給自足を目指す26歳の独身女子が思うこと。

私は3・11で『原発』のことを痛いほど知らされました。また、それには、お金のしくみがついて回っていることも知りました。そして私は『原発』についてある程度の勉強をしました。今まで『原発』について知らないことだらけだったことを悔やみながら。

また、私は電気音楽演奏家でもあります。光センサー付属のテルミンを制御しながら踊っています。
しかし、『原発』を考える様になってから、活動の範囲もぐっと減りました。
『原発』の電力を使って表現することが私にとって大切なことなのだろうか?と自問自答する日々です。

『復興』も私は大切だと思います。だけど私は東北へ行きたくありません。申し訳ないけれど、東北の食品を買って食べて援助しようと思いません。もう東北に放射能汚染がないということはありえないのです。

この1年間、私の中では『原発』の存在が最も大きいです。これからもその存在価値は変わらないです。
3・11以降、持続可能(サステナビリティ)のある生活をしたいという結論に至り、環境活動家のきくちゆみさんとご縁があって鴨川へ引越しました。鴨川の山間地にある『ハーモニクスライフセンター』で自給自足のコミュニティ作りをを目指しています。野菜や米をを無農薬で育てたり季節ごとの山の幸に恵まれながら、薪で風呂や暖炉を起こし、大自然に寄り添う生活を送ってきました。しかし、放射能汚染によりせっかくの作物が元も子もないことを3・11で痛いほど学びました。

臭いも音も形も気もしない『放射能』の恐怖は、例えば、私のような妊娠の可能性がある女性には必要なことだと考えています。勿論、男性も、高齢者も、同じように思っていたらうれしいですが。

そして、私が一番恐れているのは地震国に54基もの原発があるというのに国が再稼働しようと議論していること、福島第一原発の事故で(人災で)避難命令が出たのにも関わらず除染完了と称して、県が、国が、県民を戻そうと企んでいること。

私の希望としては、地震国で安心して生きるために日本にある原発を止めることと、福島の(東関東の)母子、妊婦さんを少しでも線量の低い場所へ連れて行くこと。私のような妊娠の可能性がある女もしかり、全国民が、放射能からの(一時)避難することを忘れないこと。再生可能エネルギーへのシフトを実現するための段階を踏むこと。

日本人は自分のエネルギー以上に頑張ってしまう国民性だと思います。(私はあまり頑張らないたちだと思いたいですが)
自分に「これ以上は無理だ」と境界線を貼って、内側に閉じ籠ることが大切。
自分の気持ちに気付くことが大切。

自分にはお金がないしどこへ行ったらいいのだろう?どこへ行けば『安全』で『安心』なのだろう?これから日本はどうなっていくのだろう?と考え悩みながら不安を感じながら、今までと同じ土地で生きる選択をする方が私の周りに多いです。

付き纏う、臭いも音も形も気もしない『放射能』。

しかし幸運なことに、今、私は、これを読んで下さっているあなたは、生かされている。

小さい不安でも、みんなが味わっている不安でも、『脱原発』を、一緒に考えたい、願いたい、という思いで、これから私の出来る限りのパワーを注いで、著名な活動家たちと共に動いていきます。


3月24日(土曜日)、私ゆっぴ中心となって若い男女のメンバーで
「No Nukes Meeting」やります。メンバー募集中!(UST中継もします)

6月30日(土曜日)、東京脱原発音楽祭 やります。
(主催:ハーモニクスライフセンター)


「No Nukes Meeting」の詳細は今週中に発表します。
お待ち下さい。

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